2021残暑見舞いハガキの出来るまで（メイキング）

あろはー
かやしまフォトスタジオOhanaのカメラマン
写真を愛し、写真に愛された男！
石井達也です

今日は朝から雨模様ですが
涼しくて過ごしやすい一日になりそうです

さて今回は先日、
Ohanaな皆さまにお届けした
残暑お見舞いハガキが

どのように作られたかを
お送り致したいと思います

娘が1才の頃から
毎回、毎回　娘の写真で作っていて
今じゃ、娘も17才
赤い夕日が校舎を染める高校三年生です

中学校あたりから
毎回、娘が撮らしてくれるか
くれないかの攻防になるのですが
今回は何故か娘から「いつ撮るん？」
「どんなんするん？」と諦め顔で（笑）
言うてくれました
…少し大人になったようです

しかし！
全く、なんも考えてなかったので
てきとーに
「夏らしい、爽やかな感じ」と答えるも
具体的には答えれないので
とりあえず　たつやのお小遣い(とほほ)で
買ったばかりの服で撮影する事にして
後のことはギリギリになって
考える事にします（笑）

なんとなく
イメージ的には
もくもくの積乱雲の夏空に
爽やかな風を感じる
浮遊感のあるようなのが
良いなあと思いました

（*たつや画）

早速、撮影します

こんな写真が撮れましたー！

そこからイメージ通りにするために
別撮りした3枚の写真の四角で囲った部分を
悪魔合体させると……

切り抜くと……じゃーん！

撮影時からこのイメージを作る為に
別撮りカットを撮ってあるのです

さらにスタジオの前で撮った
空の写真も合体！

そんな都合良く
気に入った雲なんて飛んでくるわけありません
なければ作り出すのです

人物をバランス良く載っけたら　こんな感じ

当初、夏らしく、水しぶきを
入れようかと思ったのですが
撮影が大変そうなのと
あまり効果的でなさそうだったので
代わりに……

裏庭で育てた
向日葵の花びらを毟ってきて
トレペの上に載せ
透過光で何パターンか撮影しました

なんか本物より綺麗（笑）

適度に視線誘導を考えながら
散らすと、なんだか風が吹いてきます

後はエフェクトいれたり色や彩度を調整して
文字を入れたら出来上がり！

参考までに
エフェクトに関して言いますと
切り抜いた画像をなじませる為にしてるもので
花びらや人物の外側にボカシを入れたり
スカートの花びらの影、
空と人物に薄いフレアをいれたり
人物のシャドウ部分に
背景の反射光（青）をいれたりしています

いかがだったでしょうか？

あと1回くらいは
娘に撮らせてほしいと思うのですが

娘曰く
「小さい頃から知ってる人は良いけど
初対面でいきなり高校生の娘の写真を渡されたら
ひくやろ？」

確かに一理ありますが
親バカって事でええ…かな

毎回、思うのですが
実際の作業よりも
何を作るかを考えるのが大事です
後はその最初のイメージを
カタチにしていく作業だけです

きっと物事すべてにおいて
当てはまる事だと思いますね

instagramやってます
Ohanaのかわいい写真がいっぱいなので
良かったら見てみて下さいね