ペンギン・ハイウェイ
あろはー!
かやしまフォトスタジオOhanaの
カメラマン、石井達也です
森見登美彦の
”ペンギン・ハイウェイ”という本を
ようやく読みました!
森見登美彦は好きな作家さんの1人で
”夜は短し歩けよ乙女”
”有頂天家族” なども
何度も読み直すくらい好きなのですが
”ペンギン・ハイウェイ”は
買ったけど何年もずっと放置してありました。
だいぶ前に うちの娘にすすめてみたら
全く乗り気じゃなかったのに
読んでみると
めちゃめちゃ気に入ったようで
何度も読み返してボロボロになっています。
ちなみに
うちの娘はあんまり数多く読まないけど
気に入ったら何度も何度もひたすら読み返す派で
今まで 重松清の”口笛番長”
梨木香歩の”西の魔女が死んだ”
雫井脩介の”クローズド・ノート”
なんかが お気に入りのようです
(どれも心に沁みるホントにいい話です)
そんな中、宿題で本の帯をつくる課題があるのですが
(なんか読書感想文みたいなのかな)
いきなり娘から
「 ”ペンギン・ハイウェイ”を書くから
アドバイスをちょうだい」 と…
いや、それ読んでないし…
「じゃあ、今読んでw」と手渡されました。
「ええええええ~今ぁ?」
「いま。」
「Now?」
「なう。」
「Oh yahー!」
一部、アメリカンな会話の後
渋々、読み始めると
面白くてどんどん読み進めます。
今回の話は 他の森見作品と違って
京都は関係なくとある郊外の住宅地が舞台です
ある日突然ペンギンの群れが
現れるという不思議な出来事が起こりました
「たいへんかしこい」小学4年生のアオヤマくんは
仲良しの歯科医院のお姉さんが
ペンギンを出現させる瞬間を目撃します
でも なぜペンギンを出せるのかは
お姉さんも自身も分かっていなかったのです
お姉さんは言います
「この謎を解いてごらん。どうだ。君にはできるか」
ジャンルはSFファンタジーで
謎が残る終わり方に納得いかない人もいるようですが
そんなことよりも これは
少年のひと夏の成長を描いた冒険と初恋の話です…たぶんw
懐かしいノスタルジックな感じと切なさに泣けます。
アニメ映画にもなったみたいで
文章の中でも色の表現が多かったので
アニメも一度見てみたい気もします
しかも 脚本がヨーロッパ企画の上田誠というのには
かなり惹かれます
ただ予告編みて
娘と同一意見だったのが
脳内イメージに比べて
「お姉さんの声が おばさんっぽい」(笑)
ちなみに 蒼井優さんでした。
とりあえず
本は お気に入りです!
ボクは未だにペンギン・ハイウェイを走ってます!
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